「最近の活躍度合いでは香川真司に劣らない」
4月7日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第29節、バイエルン・ミュンヘン対アウグスブルク。先発出場した韓国代表MFク・ジャチョルは23分に同点ゴールをあげ、試合は敗れたものの結果を残した。
この活躍に対してスポーツ朝鮮紙のパク・チャンジュン記者は「ク・ジャチョルの株価が急騰している」というコラムを掲載した。1部を抜粋して紹介したい。
「バイエルン・ミュンヘンとアウグスブルクの試合後、ロッベン、リベリ、マリオ・ゴメスに続いてク・ジャチョルが画面に映し出された。ブンデスリーガのスターに浮上した、彼の地位向上を表している端的な例だ。
ク・ジャチョルは驚くべき成長を見せている。ドイツ最強のバイエルン・ミュンヘンを相手に一歩も引かず、今季4個目となるゴールを決めた。知名度の面で弱かった彼が、全国的に名を知らしめることが出来た。ビルト紙はチーム最高評価となる3点を彼に与えた。
最近の活躍度合いではアジア最高のスターと言われている香川真司に劣らない。今注目されているのは、ク・ジャチョルの来季の去就である。
基本的には契約があるヴォルフスブルクに戻ることになる。長谷部などと連絡を取って準備している。しかし契約があることは、華やかな舞台があることを意味しない。フェリックス・マガト監督がいるからだ。
ク・ジャチョルはマガト監督の独善的なスタイルに難しさを感じている。アウグスブルクで与えられている自由さも失われてしまうだろう。
可能性は広がっている。アウグスブルクはク・ジャチョルを残留させるためにメディアを介して意思を明らかにしたものの、具体的なオファーには進展していない。
彼はアウグスブルクに移籍する前にはハンブルガーSV、マインツなどからオファーを受けていた。名前は明らかにされていないが、驚くほど強いチームからのオファーもあったという。
最近の活躍でより多くのチームの関心を集める可能性が高まった。ク・ジャチョルは今、全てが上手く行っている」
(筆:Qoly編集部 K)