先日、イギリスの人気Webサイト『caughtoffside』で紹介された、「2011/12シーズン版、プレミアリーグベストウィンガートップ10」にノミネートされたプレーヤーを取り上げたが、今回は、その続編であるセンターバック編に触れてみたいと思う。プレミアリーグはもちろんのこと、欧州でもトップクラスの実力を誇る10人の猛者は以下の通りだ。

第十位 ブレーデ・ハンゲラン(フラム)

その恵まれた体格と的確なカバーリングでDFラインに安心感をもたらすことのできる長身センターバック。空中戦は我が物とし、インターセプトの正確性も高く、足元も及第点以上。なお、ノルウェー代表としても活躍しているが、父親の仕事のためにアメリカのテキサスで生まれ育った経歴を持つ。

第九位 フィル・ジャギエルカ(エヴァートン)

粘り強いマークと反応の速さをウリとするイングランド代表DFで、サイドバック、中盤での起用にも応えられる利便性もあり。ちなみに、シェフィールド時代には、チームが交代枠を使い切ったために急遽GKを務め、ファン・ぺルシーのシュートをファインセーブで防ぐなど34分間を無失点に抑えたことがある。

第八位 ジョリオン・レスコット(マンチェスター・シティ)

周囲が羨む身体能力と対人戦の強さが光るセンターバックで、左サイドバックでプレーする際には、力強い攻め上がりをを見せる。また、セットプレーからゴールを奪うセンスにも長け、07/08シーズンには国内リーグで8得点をマークするなど、ゴール前では抜群の決定力を見せる。