暴動によって選手が重傷を負う事態に…

4月15日、アルジェリア1部リーグ第25節MCサイダ対USMアルジェの試合でサポーターが衝突した。この後暴動に発展。警察が出動する事態となった。

試合は1-1というスコアで終了したが、結果に不満を持ったMCサイダ側のサポーターが、USMアルジェ側のサポーターを急襲。

選手団も衝突に巻き込まれ、USMアルジェのアルジェリア代表選手アブデルカデル・ライファウィは何者かにナイフで刺された。また、スタッフのアブドゥラー・シェルシャルも顔面を負傷。

両名は病院に運ばれ治療中である。他にも軽傷を負った4名の選手が病院に運ばれた。

暴動はスタジアム外にも広がり、周辺の公共施設が破壊された他、商店では略奪事件も発生。アルジェリア内務省は40人以上が逮捕されたと発表している。

アルジェリア・プロリーグの会長を務めているマフフード・ケルバジは失望を隠さなかった。

「サイダ・スタジアムでの事件は野蛮で無法なサポーターによって引き起こされた。許すことは出来ない。本当にうんざりだ。この失望を表現する言葉が全く見つからない」

(筆:Qoly編集部 K)

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(筆:Qoly編集部)

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