警備の協力が得られないエジプト、大会開催の目処が立たず
4月22日、「エジプトサッカー協会が進めていたエジプトカップ開催案について、内務省が協力を拒否した」とアフラム・オンラインが報じた。
「この夏に開催する予定となっているエジプト・カップの会場を確保するため、内務省に警備への協力を求めていたが、私たちの要求は正式に拒否された。
開催に漕ぎ着けられるよう、今度は軍の最高評議会に連絡をする。我々はクラブを潰さないために、そしてファンを楽しませるために最善を尽くしている。最高評議会が協力してくれることを望む」
エジプトサッカー協会の広報を務めているアズミ・メガヘドはこう話した。
エジプトは政治革命により治安が悪化しており、さらに2月に発生した暴動の影響で11/12シーズンのプレミアリーグが中止となった。そのために多くのクラブが資金難に陥っており、多くの選手が国外へ流出している。
その支援のためにサッカー協会はフレンドリートーナメントの開催を計画していたが、暴動によって被害を受けたアル・アハリやザマレクなどの反対によって実現しなかった。
(筆:Qoly編集部)
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