マンチェスター・シティの監督、ロベルト・マンチーニは来夏も戦力獲得のために大規模な投資を行う事を示唆した。
マンチーニのターゲットとなっているのはリールのウインガー、エデン・アザール。3500万ポンドという他クラブよりも高い値をつけて何が何でも獲得したいと考えているようだ。リールは放出を容認する方向であり、ベルギー代表アタッカーは今夏プレミアリーグへ旅立つのは間違いないだろう。
ロベルト・マンチーニ
「彼の事は気に入っているよ。私のチームに加わってもうまくやるだろうね。彼のテクニックが加わればシティはさらに強くなるだろう」
そして、ナポリのエディンソン・カバーニ、トッテナムのルカ・モドリッチもそれぞれ3500万ポンドという高い値の移籍金を支払う覚悟があるようだ。カバーニについてはナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長を納得させなければいけない。野心的な会長は資金よりも戦力の確保を考えており、評価額を上回るオファーが必要な事は間違いない。モドリッチはカバーニよりも可能性が高いと考えていい。スパーズの監督、ハリー・レドナップは「残留に確信が持てない」と発言しており、スパーズがチャンピオンズリーグ出場権を確保したとしても、クロアチア代表が移籍する可能性が低減するわけではなさそうだ。
マンチーニはアーセナルのロビン・ファン・ペルシーにも興味があり、アーセナルは少なくとも2500万ポンドを要求すると言われているが、PFA年間最優秀選手に選出されたガナーズのキャプテンの獲得は難航するだろう。アルセーヌ・ヴェンゲルには放出の意図が全くないからだ。
(筆:Qoly編集部 L)