3シーズン連続で国内リーグを制覇したバーゼルは、早くも来季へ動き出している。来季へ向けての補強ポイントの一つとなっているのが、2007年以降クラブの中盤を支えてきたベンヤミン・フッゲルが今シーズン限りで引退する中盤センター。攻守両面に影響が出てくるポジションだけに非常に重要となるが、バーゼルはフッゲルの代役としてウニベルシダ・デ・チレ所属MFマルセロ・ディアス(Marcelo Alfonso Diaz Rojas)に目を付けたようだ。

バーゼルのターゲットとなっている25歳のチリ人MFは、ボールスキルに長けショートパスを駆使しテンポ良くボールを捌くプレーを得意とするアンカー。豊富な運動量とプレースキックの精度も高く評価されており、テクニックのある労働者といったタイプだ。また、以前はSBやWBを主戦場としていた。

『ラ・テルセラ』紙によれば、バーゼルはウニベルシダ・デ・チレに対し、およそ250万竄ャのオファーを提示。ただしウニベルシダ・デ・チレ側は400万竄ャ程度を希望しており、もう少し金銭面の調整が必要となるようだ。尚、バーゼルへの移籍が成立した場合、マルセロ・ディアスにとって欧州クラブ初挑戦となる。

(筆:Qoly編集部 Y)

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