早ければ来月のアジア最終予選から韓国代表入りも?
スポーツソウルは5月8日、「大韓サッカー協会が全北現代のブラジル人FWエニーニョの帰化を推進し、代表に招集する意向を固めた」と報じた。
大韓サッカー協会の関係者はこう話したという。
「エニーニョを帰化させて韓国代表に招集する案が確定した。特別帰化の制度を使い、すぐに法務省に申請を行うことになる。実現すれば、来月に始まるワールドカップ最終予選からエニーニョは韓国代表としてプレーできるだろう」
記事によれば、サッカー協会の会長を務めているチョ・ジュンヨン氏が、近く法務省のクォン・ジェジン長官を訪問し、代表チームの強化のためにと協力を要請するとのことである。現韓国代表監督チェ・ガンヒは昨年まで全北を率いており、教え子であるエニーニョの帰化を強く求めているという。
エニーニョ自身も以前のインタビューで前向きな発言をしている。1月に行われた全北のブラジルキャンプでこのように話した。
「チェ・ガンヒ監督が求めるのであれば、帰化をしたいという気持ちは明確にあるよ。韓国での生活も5年が過ぎて、代表チームでプレーしたいと思っていた。チェ・ガンヒが韓国代表監督になったことで、その心はいっそう強くなったね」
2003年に水原三星と契約して韓国にやってきたエニーニョ(韓国ではエニンヨと登録されている)。その後一度ブラジルに戻ったが、2007年に大邱FCに加入して復帰。その後全北現代に移り、3年連続でベストイレブンに輝き、Kリーグを代表する外国人選手に成長した。
(筆:Qoly編集部 K)
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