ニコ・ガイタンの獲得競争はさらに熾烈に

5月8日、イタリア1部リーグ・セリエAのインテルでジェネラルマネージャーを務めているマルコ・ブランカが「ベンフィカMFニコラス・ガイタンの獲得に向けて交渉を開始する予定だ」とメディアに明かした。

ニコラス・“ニコ”・ガイタンは1988年生まれ、24歳のアルゼンチン人MF。2010年にボカ・ジュニオルスからベンフィカに加入し、鋭いドリブル突破と飛び出し、正確なクロスとシュートで攻撃の中心に君臨。両サイド、トップ下など2列目で存在感を発揮し、2シーズンで50試合に出場、10ゴールをあげている。

彼に対しては以前からマンチェスター・ユナイテッドがオファーを出していると報じられており、さらにパリ・サンジェルマンも興味を持っていると言われている。そこにインテルまでも参戦するとなれば、獲得レースはさらに熾烈を極めることとなる。

所属しているベンフィカは、2016年まで契約が残っているガイタンの違約金を4500万ユーロ、日本円にしておよそ45億円と設定している。それに対してマンチェスター・ユナイテッドが提示したのは2500万ユーロと言われており、両者の希望にはいまだに大きな開きがある。

スタートが遅れてしまったものの、オファーの額によってはインテルにも獲得のチャンスは大いにあると考えているのだろう。

(筆:Qoly編集部 K)

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