今季のリヴァプールはカーリング・カップこそ制したものの年間を通してピリッとせず、特に後半戦は負けが込んだこともあり、現在8位。最終節のスウォンジー戦を前に地元のライバル、エヴァートンにも先行を許しているため、なんとかその上に立ってシーズンを終えたいところだ。
11日、アメリカのスポーツ用品メーカー、Warrior Sportsによるリヴァプールの新ユニフォームがついに発表。注目の2012-13ホームモデルは、“レッズ”の名に相応しい真っ赤なユニフォームキットとなった。
リヴァプールのユニフォームは通常首まわりに白が配されることが多く、またシャツが赤一色でもパンツは白というのが基本(半世紀以上前の話だが)。今回のように全身が完全に赤というのは、クラブの長い歴史の中でもおそらく初めてではないかと思われる。adidasの白い三本線が無くなったことで実現したデザインともいえるだろう。
Liverpool Warrior 2012-13 Home
シャツはシンプルながらも丁寧に作り込まれている印象。前身頃にはピンストライプがシャドーで入れられているほか、ロゴなどにゴールドが使われていることもあり、名門らしい格調の高さを感じさせる。
左胸は四半世紀ぶりにリヴァプール市の象徴、ライヴァー・バード(Liver Bird)が復活した
後身頃の襟下には「ヘイゼルの悲劇」と「ヒルズボロの悲劇」を追悼する二つの炎
中央の“96”は「ヒルズボロの悲劇」で亡くなった方の数を表している
GKモデルは定番の緑。こちらも脇や袖口に入れられた白がなかなかいい味を出している
Liverpool Warrior 2012-13 Home Goalkeeper
(筆:Qoly編集部 O)
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