「我々はビッグネームを惹き付けるだけの環境がない」
6月4日、ガルフニュース紙は「UAE1部リーグのアル・ワスルで監督を務めているディエゴ・マラドーナ氏が、ドログバの獲得について実現性を疑問視した」と報じた。
先日コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの獲得に乗り出したと報道されていたアル・ワスル。上海申花が提示していると言われる週給30万ポンドを上回る額の提示が可能だとクラブ側は話していた。
しかしマラドーナ氏はこの発言の信憑性を疑っているようだ。6月5日に行われるガルフクラブチャンピオンシップ決勝戦を前に、記者団に対してこう話した。
「もし大きな予算を持っていたなら、ドログバを獲得することは可能だろうな。しかし、ここにそんな大金はないと思うがね。
ドログバについての記事は沢山読ませて貰った。中国のチームがとんでもない額のオファーを出していることも知っている。我々がそれに対抗できるとは全く思えんよ。
まあ、ドログバを獲得できたらそれは夢のようなことだし、最高の補強になるだろうがね。例えば義理の息子のセルヒオ・アグエロは、俺の元に来て20分だけ練習したが、その間で5ゴールも決めた。素晴らしい選手は『違い』を作り出せる。
ただ、我々はそんなビッグネームを惹き付けるために必要な環境を持っていない。予算も含めてな」
(筆:Qoly編集部 K)
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