かつてのブンデスリーガ得点王、アル・アハリ残留を希望
6月6日、ザ・ナショナル紙は「アル・アハリに所属している元ブラジル代表FWグラフィッチは、UAEに残ることを希望している」と報じた。
かつてル・マンで松井大輔選手とともにプレーした事で知られるグラフィッチ。その後ヴォルフスブルクに移籍し、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコとのコンビで活躍。08/09シーズンのブンデスリーガ得点王に輝いた経験を持つ。昨年6月にUAE1部リーグのアル・アハリと2年契約を結び、今季23試合に出場して16ゴールをあげた。
グラフィッチにはヘルタ・ベルリン、リール、そしてトルコのクラブからオファーがあったというが、FIFAのインタビューに対してUAEに残るという希望を述べたという。
「私はあと1、2年ここに残りたい。自分のキャリア云々ではなく、家族と娘の学校のことを考えているんだ。長く定住することが幸せだと思う。もちろんブンデスリーガのような競争力はないけれど、カップ戦も含めて35試合に出場し、30点も獲ることが出来たしね。
複数年の契約を結んでいるから、ここに残ることを希望している。このクラブも、ドバイの街も好きだ。家族もここでの生活を気に入っている。だからここに残りたいと思っている。しかし、それは僕の意向だけで決まることではないからね。来季に向けて会長と話をする必要があると思う。ただ…重ねて言うが、私はここに残りたいんだ」
(同じく契約延長を望んでいるキケ・フローレス監督について)
「彼は非常に良いコーチだ。非常に強いメンタルを持っており、選手に自信を与えてくれる。素晴らしいモチベーターだ。彼が残留することを願っている。
キケは本当に一生懸命働いていた。怪我で苦しんでいた一部の選手も復帰してきたし、彼が残るのであれば来季はリーグタイトルを獲得できる大きなチャンスだと思うんだ」
(筆:Qoly編集部 K)