2012年6月8日(金) - 埼玉スタジアム2002
Japan
6
4-0
2-0
0
Jordan
前田
本田
本田
香川
本田(PK)
栗原
18'
21'
30'
35'
53'
89'
得点者













オマーンに大勝してから中4日、同じ埼玉スタジアムでヨルダンを迎えた日本。苦戦も予想されたが、再び大量得点をあげて快勝を収めた。

ヨルダンはコンタクトの激しさを意識し、一対一での勝負を重視して戦いに入ってきた。しかし下がっていく選手には付くが、パスが入るとボールばかり見てしまい、周辺に寄ってしまう癖があった。ブロックを形成するよりも危険な位置にスペースを生み、水漏れが激しかった。

序盤からゲームを支配した日本は18分に先制。右からの本田のCKを前田がフリーで飛び込み、肩で合わせてゴール。さらにその直後にもショートコーナーからの流れで、一度詰まりかけたものの遠藤のダイレクトのスルーパスで打開。基点となった本田が裏に抜け出して2点目。27分にはアブダラー・ディーブが長谷部に対する肘打ちで退場し、有利な状況となった。

30分には遠藤からのパスで右サイドを岡崎が飛び出し、切り返しからの折り返しを本田がゴールに決めて3点目。35分に長谷部が右サイドを飛び出し、クロスを岡崎がコースを変えて前田が落とし、さらに内田が流して香川がシュート。ゴール左隅に吸い込まれ、前半のうちに4点を奪取した。

後半はヨルダンが「とにかくパスが入るとずれるから、入ってきたところで全部潰す」という激しいプレーを敢行してきたため、序盤はペースを掴めずピンチも迎えた。しかし52分に前田の仕掛けてバニ・アティヤーのファウルを誘ってPKを奪い、本田がこれを決めて5点目。

終盤は大量リード、本田の交代、裏への飛び出しの消滅によるスピードアップポイントの欠如、最終ラインの面子が代わった事によるルーズなブロックでやや攻めあぐねはしたが、幸運にも大きなピンチは迎えずに済んだ。

そして89分に中村憲剛のショートコーナーから長友のクロスが入り、栗原が高いヘディングでゴールに叩き込み6点目。試合終了間際にさらにリードを広げ、大差での勝利を決定づけた。

前半に負傷交代した吉田の状態は気がかりだが、12日に迎えるアウェイでのオーストラリア戦に勢いを付ける勝利だったと言える。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [186]}

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介