2012/6/15 20:45 - ムニシパル・スタジアム(ヴロツワフ)
Czech Republic
1
0-0
1-0
0
Poland
イラーチェク 72'
得点者

共に決勝トーナメント進出の可能性を残しながら迎えた大一番は、苦しい時間を乗り切ったチェコが後半に上げた虎の子一点を守り切り、グループリーグAの首位通過に成功。対するポーランドはホスト国というアドバンテージを活かせず、グループリーグを後にする結果となった。

決勝トーナメントに進出するためにはお互いに勝利が必須となる条件で迎えた第三戦は、圧倒的な観衆の後押しを受けたポーランドがリズムを掴んで序盤から攻勢をかけると、前半10分にロベルト・レヴァンドフスキがあわやのシュートを放つなど、チェコのゴールに迫る攻撃を敢行。その後もルドヴィク・オブラニャクの正確なプレースキックなどからもチャンスを作り、ボールポゼッションでも優位に立った。

しかし、時間が経過するうちに徐々に足が止まりだすと、そこからは一気にチェコのペースへ。前半終了間際にいくつかのシュートチャンスを得たチェコは、後半戦からさらに活動量を増やして勢いを助長していくと、鋭いカウンターアタックから決定機を創出。そして、ついに72分。ラファウ・ムラフスキのパスをトマーシュ・ヒュブシュマンがインターセプトすると、ミラン・バロシュに繋ぎ、最後はペトル・イラーチェクがシュートフェイントから右足を一閃。ボールはプジェミスワフ・ティトニの左を射抜き、待望の先制点を獲得してみせた。

その後はポーランドはFWの枚数を増やすなど、事態の打開を試みるが、「二点取らなければグループリーグ敗退」という最悪の状況から抜け出せる底力は彼らにはなく、メンタル的にも優位に立ったチェコが逆に効果的に時間を使用。選手交代も上手く用いて逃げ切りに成功した。

(筆:Qoly編集部 T)

{module [170]}
{module [171]}
{module [186]}
{module [190]}

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい