アザール資金で多くの噂が飛び交うリールの補強
フランス・リーグアンに所属しているリールは、さらなる中盤の補強に動いている。ベルギー代表FWエデン・アザールの退団がほぼ決定的となり、その穴埋めとして多くの選手が噂されている。
先日はフランス代表MFマルヴィン・マルタンとの移籍交渉がほぼ合意に達したと報じられており、チェルシーを退団したコートジボワール代表MFサロモン・カルーの獲得も検討していると噂されている。
そこにさらに2名の名前が浮上した。レキップ紙が報じたところによれば、スペイン・リーガエスパニョーラのバレンシアに所属しているアルゼンチン人MFティノ・コスタ、そして昨季2部に降格したディジョンに所属しているMFバンジャマン・コルニェの両名であるという。
ファクンド・アルベルト・コスタ、通称ティノ・コスタは1985年生まれの27歳。グアドループのリーグでデビューした珍しい経歴を持つ左利きのセントラルMFで、正確無比のミドルシュートやセットプレーを武器としている。
2008年から所属したモンペリエで活躍して名を上げ、2010年にバレンシアへ移籍。スペインでも2シーズンで公式戦72試合に出場し、13ゴールをあげている。移籍金はおよそ600万ユーロに設定されているという。
バンジャマン・コルニェは1987年生まれの27歳。学業を優先したためアマチュアリーグでプレーし、2010年にディジョンに引き抜かれてプロデビュー。ルーキーイヤーからレギュラーとして活躍し、1部昇格に貢献。11/12シーズンはボランチからトップ下にコンバートされて得点感覚が開花し、36試合で8ゴールをあげた。
チームは1年で降格したものの、本人はリーグアンのクラブへの移籍を希望しており、リヨン、ボルドー、マルセイユなどからもオファーがあると報じられている。契約は2015年まで残っており、ディジョンは移籍金として500万ユーロを要求しているとのこと。
(筆:Qoly編集部)