ジェブール、ブデブーズと接触するマルセイユ
フランス・リーグアンに所属しているマルセイユが、2名のアルジェリア代表選手の獲得を目指して交渉を開始している。
レキップ紙が報じたところによれば、その対象はソショーのMFリアド・ブデブーズ、オリンピアコスのFWラフィク・ジェブールの両名であるという。
リアド・ブデブーズは1990年生まれの22歳。ソショーの下部組織出身で、2008年にトップチームにデビュー。フランス代表MFマルヴィン・マルタンと共に若くして中心選手となり、これまでの4シーズンで公式戦135試合に出場、23ゴールをあげている。フランス生まれであるが一昨年ルーツであるアルジェリアの代表チームを選択し、2010年のワールドカップにも出場している。
左利きであるが右足も問題なく使うことができ、器用なドリブルの技術を持っているアタッカーで、両サイド、トップ下でプレーできる。フリーキックやPKも得意としており、コンスタントに点に絡める選手である。
マルセイユは彼の獲得に700万~800万ユーロを用意しているとのことであるが、ソショーが設定している移籍金の額は1000万を超えていると言われている。
ラフィク・ジェブールも同じくフランス生まれのアルジェリア代表選手で、1984年生まれの28歳。豪快なプレーを武器としている点取り屋である。こちらもオリンピアコスと複数年契約を結んでいるため、獲得には移籍金の支払いが必要となる。
オセールの下部組織で育成されたが、後に移籍したギリシャで能力が開花。07/08シーズンにパニオニオスで19ゴールをあげてブレイクした。昨季はオリンピアコスでプレーし、国内リーグで12ゴール、CLでも2ゴールを記録した。
(筆:Qoly編集部 K)