香川、ようやくマンU移籍が決定
22日、マンチェスター・ユナイテッドは日本代表MF香川真司がメディカルチェックを通過し労働許可証を取得、7月1日より4年契約を結ぶことが正式発表された。
ファーガソン監督は、
「シンジはエキサイティングで、若く、技術に秀で、視野も広く、ゴールを積極的に狙う姿勢を持つMFだ。彼がユナイテッドを選択してくれて本当に嬉しく思う。彼のプレースタイルはユナイテッドのスタイルで生かせると思う。すぐに大きなインパクトを残してくれるだろうと信じている。早くシンジと仕事がしたい」
と加入を喜ぶコメントを残している。
コマーシャル・ディレクターを務めているリチャード・アーノルドはアジアのマーケットを目的とした商業的なアプローチであることを否定した。
「特定の国、特定の地域における我々の人気は、そこにルーツを持つ選手たちを獲得することに一部分依存していることを否定はしない。
しかし、我々はシャツを売るために選手を獲得することはない。マンチェスター・ユナイテッドは25人の選手に依存しており、それらはすべて偉大な星である。25人のジョージ・クルーニーを持っているんだよ」
香川も以下のように語っており、来季に大きな期待ができそうだ。
「(ユナイテッドへの移籍こそ)自分が求めていたチャンレンジでした。プレミアリーグは世界でもベストなリーグだと思っていますし、ユナイテッドは世界的なビッグクラブです。(契約完了は)僕にとって非常にエキサイティングな瞬間になりました。チームに合流するのが待ちきれないですし、早くプレーしたいです」
香川はドルトムント在籍2シーズンで17得点13アシストをあげ、11/12シーズンは13得点9アシストを記録しリーグ、カップの2冠達成に大きく貢献した。
尚、移籍金は非公表(undisclosed fee)となっている。マンチェスター・ユナイテッドにとっては、イングランドU-19代表ニック・パウエル(クルー)に続く今夏2人目の補強となる。
(筆:Qoly編集部 Q)