「南スーダンで指揮を執ることは、本物の挑戦だ」

6月23日、スーパースポーツ・ドットコムは「南スーダン代表チームの監督に、ゾラン・ジョルジェヴィッチ氏が就任することが決定した」と報じた。契約期間は一年間。

ゾラン・ジョルジェヴィッチ氏は1952年生まれの60歳。旧ユーゴスラヴィア出身のセルビア人監督で、1978年に指導者としてのキャリアを始めてから中東や東南アジアで長く様々なチームを率いてきた大ベテランである。2010年にはバングラデシュ代表を率いて南アジア大会を制覇した。

今年1月にフィリピンの五輪およびU-21代表チームの監督に就任していたが、その職を半年で辞して、新たな挑戦に望む決断をしたようだ。

「南スーダンという新たな国で指揮を執ることは、本物の挑戦というやつだ。試合に勝つために一生懸命努力することを約束する。私は、自分が持っているものをすべて南スーダンに提供する覚悟でここに来た」

南スーダン代表チームは、7月11日にウガンダと初の公式な国際試合を行う予定となっている。

(筆:Qoly編集部 K)

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