フランス、ポルトガル代表選手にイタリアからオファーか
6月26日、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「ポルトガル代表DFブルーノ・アウヴェス、同代表ラウール・メイレレス、フランス代表マテュー・ドゥビュシの3名にセリエAのクラブが接触している」と報じた。
ブルーノ・アウヴェスは1981年生まれの30歳。EURO2012に出場しているポルトガル代表のセンターバックを務めている。FCポルトから2010年にロシアへ移籍し、現在はゼニト・サンクトペテルブルクに所属しており、契約は2014年まで残っている。
彼にオファーを出しているのはユヴェントスであるという。しかしロシア移籍時の違約金が2200万ユーロという高額であったことから、難しい交渉となっているようだ。
ラウール・メイレレスも同じくポルトガル代表としてEURO2012に参加しているMF。豊富な運動量とゲームコントロール、前線への飛び出しを武器とするセンターハーフである。
メイレレスにオファーを出しているのはナポリであり、ワルテル・マッツァーリ監督が熱望しているという。しかし昨年チェルシーに1200万ユーロで移籍したばかりであり、契約もあと3年残っているため、やや非現実的に感じる交渉である。
そしてマテュー・ドゥビュシはフランス代表選手として、既に敗退したが同じくEURO2012に参加。リールに所属している右サイドバックだが、もともとは中盤を務めており、先日のスペイン戦ではウイングに配置された。
彼にオファーを出しているのは昨日の記事の通りインテルであるが、移籍金については500万ユーロから900万ユーロに上乗せしたようだ。
しかしドゥビュシ自身は5月に盟友ヨアン・キャバイが活躍したイングランドに魅力を感じていると発言したばかりで、リールの希望額ともまだ開きがあり、もし本気で獲得を目指すのであればインテルにはさらなる譲歩が必要になるだろう。
(筆:Qoly編集部 K)