31歳の若さでの引退 膝の負傷と繰り返し戦ってきたが現役続行を断念

19日、トッテナム・ホットスパーに所属するイングランド代表DFレドリー・キングの現役引退が明らかになった。クラブのオフィシャルサイトで発表されている。

1999年にトッテナムでデビューしたキングは、イングランド代表として21試合に出場し2010年W杯メンバーにも選ばれていた。センターバックだけでなく、中盤のアンカーとしてもプレーでき守備のユーティリティープレイヤーとして重宝されていた。トッテナムの会長であるダニエル・レヴィは「クラブの歴史の中で最も優れた選手の1人」と最大の賛辞を送っている。

31歳となったキングだが、ここ数年は膝の怪我に苦しんでおり様子を伺いつつ限られた試合に出場していた。

「悲しいことに膝の怪我が最終的に私のキャリアに終わりをもたらした。私が子供のころからこのチームにいる。トッテナム以外のチームのユニフォームを着る姿は想像できない」

と怪我やチームへの愛が引退へつながったことをトッテナムの公式サイトで語っている。4月のプレミア・リーグQPR戦(トッテナムが1-0で勝利)が現役最後の試合となった。

気になる今後についてだが、引き続きクラブ、また地域のコミュニティーに貢献したい意向をもっておりトッテナムの大使としてクラブに残る予定だ。

(筆:Qoly編集部 Q)

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