デンマーク代表DFにフランスからオファー

7月21日、レキップ紙は「フランス・リーグアンのリールは、ヴォルフスブルクに所属しているデンマーク代表DFシモン・ケアに接触している」と報じた。

シモン・ケアは1989年生まれの23才。190cmを超える体格を持ち、若くして大きな期待を集めていたセンターバックである。先日行われたEURO2012にも参加している。2008年にミッテュランからイタリア・セリエAのパレルモに移籍し、2010年にヴォルフスブルクへ。昨季はローマに貸し出されていたが、完全移籍のオプションは行使されずドイツに復帰していた。

記事によれば、リールは彼の獲得のためにヴォルフスブルクとコンタクトを取っているが、要求された600~700万ユーロと言う額の支払いに対しては消極的であるという。

リールは現在他にも動きを見せている。

チェコ代表DFダヴィド・ロゼフナルに関してはレンタルで放出する方針で進められている。最初はスタンダール・リエージュからオファーが届いたものの、条件が合わず立ち消えに。そして昨日、バスティアとの交渉が纏まりそうだと報じられている。

また、トロワからフランスU-21代表DFジブリル・シディベを獲得する可能性が高まっている。シディベは先日のトゥーロン国際大会にも出場した右サイドバックで、パワーとスピードに長けた豪快な選手。移籍金は200万ユーロになると見られている。

トロワは昨季リーグ・ドゥ3位に入り昇格したものの財政難が発覚しており、ジャン=マルク・フルラン監督も既にシディベの放出は避けられないと認めている。

(筆:Qoly編集部 K)

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