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「世界最高の選手を取ることは出来るが、何が起こるかは分からない」
7月27日、リーグ・ドゥ・フットボール・プロフェッショナル（LFP）の会長を務めているフレデリック・ティエリス氏がレキップ紙のインタビューに答え、イブラヒモヴィッチの獲得を歓迎した。
（イブラヒモヴィッチがPSGのアメリカ・ツアーに参加することは、28日に同じアメリカで行われるトロフェ・ドゥ・シャンピオンの価値を下げませんか？）
「それはないだろう。イブラヒモヴィッチの到着は誰にとっても朗報だ。リヨンはモントリオールと、モンペリエはカンザスシティと戦い、明日トロフェ・ドゥ・シャンピオンをワシントンで行う。またパリ・サンジェルマンの2試合もある。フランスサッカーの露出の機会が増えるということは、非常に幸せなことだ」
（イブラヒモヴィッチばかりにフォーカスが当たるのは危険ではないですか？）
「300キロで走るTGVを知っているだろう。サッカーもそれと同じ。ファンをスタジアムに導き、国内でも国外でもメディアでの価値を高めてくれる。イブラヒモヴィッチが国際試合で活躍していようがいまいがね。
2004年から我々の放映権収入は3倍になった。長期的戦略を持って、謙虚かつ粘り強く進めている。アル・ジャジーラのおかげで我々の試合は180カ国で放映される。トロフェ・ドゥ・シャンピオンもTV5が放送し、全世界一億世帯が視聴するだろう」
（パリ・サンジェルマンがリーグ・アンという砂漠の中で孤独になっていることを恐れていないのですか？）
「私はミシェル・プラティニの考えに同意している。サッカーに何一つ確かなものなどない。世界最高の選手を取ってくることは出来るが、何が起こるかは分からない。組織を構築するには時間、忍耐、手間が必要になるからね」
（筆：Qoly編集部 K）
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