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今夏、バレンシアからセビージャへと移籍した元オランダ代表MFヘドウィヘス・マドゥロはおよそ3週間ほど前に先天性の心臓疾患が判明。

セビージャのHPによれば、冠状動脈に異常があるレアケースで、場合によっては突然死にもつながりかねず、現役続行が可能か否かの判断を下すためクラブは世界的な専門医であるテキサス心臓研究所のアンジェリーニ医師に検査を依頼したという。

ヒューストンでの検査の結果、命を脅かすような異常ではなく、手術の必要性もなく、サッカーを続けることには問題はないとの診断をアンジェリーニ医師は下した。

ただ、綿密な経過観察は必要として皮下に心拍数を計測するための装置を埋め込み、今後数か月に渡ってモニターを行うという。

「数日中にはトレーニングに復帰できるだろう。だが、グループでの練習にはまだ2週間はかかる」との朗報を受けたセビージャのミチェル監督は「マドゥロが近々トレーニングに復帰できるのは素晴らしいことだ」とコメントを寄せた。

(筆:Qoly編集部 I)

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