今シーズンのウルグアイ1部(前期リーグ)の開幕節で非常に痛ましい事故が起きてしまった。

フェニックス対ペニャロールの一戦は点の取り合いとなるなか、迎えた前半終盤。ボールを奪おうとしたフェニックスのパナマ代表DFエリック・ダビスとペニャロールの元ウルグアイ代表FWアントニオ・パチェコの足が激しく交錯すると・・・

※ショッキングな映像です

この日1ゴールを決めていた36歳のパチェコだったが、アクシデント直後「折れた。壊れてしまった」と口走っていたという・・・。

すぐさま病院へ直行したパチェコは検査の結果、腓骨と脛骨の骨折が判明。月曜の朝に手術が行われ無事成功したというが、執刀医によれば全治にはおよそ4~6か月ほどかかる見込みだという。

苦境にあるパチェコを支えようと家族や同僚が病院に駆けつけたほか、病院の外には多くのサポーターも詰めかけたという。また、ウルグアイの同胞であるリヴァプールのルイス・スアレスも自身のTwitterとFacebookでこの事故について伝えている。


ペニャロールのチームドクターによれば、事故の瞬間、その衝撃音がはっきりと聞こえたそう。 なお、試合は4-3でフェニックスに軍配が上がったが、事故に強いショックを受けていたというダビスも後半から試合を退いている。

現地メディアによれば、そのダビスは事故について「2人ともボールに向かっていき、激しくぶつかってしまった。悪意ある意図はまったくなかった。最初、自分の足のケガが怖かった。僕もかなり痛かったので、折れたんじゃないかと思った。でも、立ち上がって歩くことが出来たのでそうじゃないことが分かった。その時、彼が折れたと言っているのを目にしたんだ」と話した模様。

(筆:Qoly編集部 I)

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