アメリカサッカー協会は1日、今夏のロンドン五輪決勝でなでしこジャパンを破り、金メダルを獲得した女子代表のピア・スンドハーゲ監督が退任することを発表した。

2007年11月にアメリカ代表監督に就任したスウェーデン人のスンドハーゲ監督は、北京、ロンドンとオリンピック連覇を達成。協会は今年11月までとなっていた契約の延長を望んでいたが、以前から母国で指揮を執ることを希望していたスンドハーゲ監督の意志が固かったため、ロンドン五輪の金メダルを祝う「ヴィクトリーツアー」の初戦、コスタリカとの親善試合を前に退任が発表された。アメリカ女子代表での通算成績は88勝6分10敗。

スンドハーゲ監督は帰国後、スウェーデン女子代表の監督に就任する見通し。そうなった場合、まずは来年、自国で開催される女子EUROでの優勝を目指すことになる。

【追記】数時間後、スウェーデンサッカー協会から2016年までの契約を結んだことが発表された。

歌も得意なスンドハーゲ監督。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介