IFAプレミアシップ(北アイルランド1部) グレントランのリザーブチームに所属するMFライアン・ニューベリーに8か月の出場停止が科される可能性があるとイギリスメディアが伝えている。
22歳のニューベリーは9月にマケドニアで行われたUEFAリージョンズカップ予選に北アイルランドのジュニア代表として参加。 その大会中、試合後の外出先でチームメイトのデイヴィッド・ライト(バンガー・シティ所属)と口論の末、窓ガラスを叩き割り、50針以上を縫うケガを負った。 この事件をうけてIFA(北アイルランドサッカー協会)はニューベリーとライトを聴取した模様。
今週水曜日にニューベリーはトップチームの監督エディー・パターソンとクラブの副会長オーブリー・ラウフとともに聴聞会に出席。そんななか、ニューベリーは現地メディアに対し、試合後外出した先でチームメイトから噴水のなかに投げ込まれたことに、激昂して事に及んだと話した。
「キレてしまって、口論になった。相手を殴りたくなかったので、一番近くにあったものを殴った。それが窓だった」
「窓ガラスは粉々になり、腕を54針も縫うはめになった。悔いているよ。やったことといえば、自分を傷つけたことだけだったんだから」
こう語るニューベリーは今季からチームに加わったばかりでまだトップチームデビューは果たしていないが、パターソン監督は今回の処分は「厳しすぎてばかげたもの」で「ライアンの事件は国際試合の期間中に起きているので、そういった状況下で出場停止にされるべき(クラブではなく代表で?)」としている。
ニューベリーに対する8か月の出場停止というのはIFAの懲戒処分において最も厳しいものでもあるそうで、グレントラン側が異議を申し立てる可能性もあるようだ。
(筆:Qoly編集部 I)