「クラブのインフラとは無関係」か
10月9日、ザ・ナショナル紙は「2013年のACLに出場する予定のアル・ナスルは、AFCのライセンスを取得することに失敗した」と報じた。
AFCは10月7日に同団体主催の大会に参加するためのクラブライセンスを配布。UAEではアル・シャバブ、アル・ワフダ、アル・アハリ、アル・アイン、アル・ジャジーラが取得することが出来たものの、昨季リーグ2位となり来年の出場が既に決まっていたアル・ナスルは落選した。
この決定に対しては5日間上告する権利があり、10月29日に再び審議される。アル・ナスルはこの制度を利用してライセンス取得を目指すと発表しているが、もし却下された場合には出場権が剥奪される可能性もある。
アル・ナスルの委員会のメンバーであるファハド・ハディ氏は、取材に対してこのようなコメントを残している。
「それは書類の問題だ。クラブのインフラとは無関係である。それは古いものであり、もう対処済みだ。大きな問題ではない。非常に小さなものだ。
我々は、申請が承認されなかった理由を説明するプロリーグからの知らせを受け取っている。クラブは現在これらの問題に取り組んでおり、明日、あるいは明後日には全てが解決しているだろう。我々はチャンピオンズリーグに出場できるとアピールする」
チームマネージャーを務めているハリド・オバイド氏によれば、問題の一つは昨年1月にルカ・トーニの獲得のために放出されたロドリゴ・ヴィルジリオ(甲府、草津、C大阪、湘南でプレーしたカレカの事を指す)のリリースレターにあるという。
「彼がクラブを去ったとき、我々はリリースレターを提示したはずだ。これは全てのクラブがやらなければならないことであるが、我々に全く問題はない。彼は今アル・シャーブでプレーすることが出来ている。
このレターを提示すれば問題は解決する。全ての選手たちとはなんの心配もなく良好な関係を保っている。来年ACLでプレーできるということを確信している」
(筆:Qoly編集部 K)