番外編として、紹介したチーム以外で今シーズン好成績を残している期待のタレントを紹介してコラムを締めようと思う。

 

・クラウディオ・ボーヴ(シャトールー) 1988年4月16日生まれ

グアドループ代表経験を持つ選手。ナントの下部組織で育成され、若くしてトロワで台頭したものの、あまり話題にはならなかった。しかし昨年10得点をあげる結果を残し、今季もエースとして活躍。PKも担当し、シャトールーの“顔”となった。



・ペリック・カペル(クレルモン・フット)1987年4月15日生まれ

既に25才であるが、ユース時代も含めてプロチームへの所属は初めてという選手だ。昨季は4部に当たるCFAのキュヴィイーでプレーし、クプ・ドゥ・フランス準優勝に輝くという歴史的な結果を残した。大柄ではあるがスピードがあり、技術も、ゴールに向かう積極性も申し分ない。またヘディングも得意で、総合力の高いウイングである。



・ヤクバ・シッラ(クレルモン・フット)1990年11月29日生まれ

華麗なドリブルを持つレジスタである。プレスを受けてもほとんどボールを失う事なく展開できる技術を持ち、攻撃を組み立てる。既にクレルモン・フットの中盤には欠かせない存在。



・アレクサンドル・コエフ(ランス)1992年2月20日生まれ

ランスの中心選手となったオールラウンダー。元々は攻撃的MFなのであるが、昨季はボランチやサイドバックで出場機会を掴み、今季ついにセンターバックの一角に定着した。絶対的な強みはないものの、安定したボールコントロールと展開力、フィジカル、空中戦の強さを合わせ持った現代的なDFだ。



・アンジュ=フレディ・プリュマン(ランス)1995年3月2日生まれ

シーズン途中に突如現れたランスユースの至宝。わずか17才ながら10月5日のニオール戦でデビューを果たすと、次節のオセール戦では早くもスタメンに抜擢されて右サイドを支配する活躍を見せ、以降スタメンに定着。その年齢が信じられないような体格とパワー、スピード、テクニック、メンタルを併せ持つ怪物。



・アントニ・ドゥロアール(ル・マン)1992年5月14日生まれ

低迷するル・マンの中で気を吐く、ユース出身の若きアタッカー。身長はそこそこあるものの、それを感じさせない運動量と機動力で献身的に働く。本職はストライカーであるが、センターハーフの一角として定着。今季開幕戦でプロ初ゴールもあげている。

 

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