ベルギーカップ準々決勝、セルクル・ブルッヘ対KVオーステンデ(2部)戦、ファーストレグで起きた珍シーン。
試合後半、セルクル・ブルッヘはFWマイケル・ウチェボが左サイドを駆け上がると、FWムシャガ・バケンガへ絶好のパスを送るも…。
無人のゴールに流し込むだけのところを、ポストに当ててしまい絶好機の逸してしまったバケンガだが、前半には先制ゴールを決めており、チームも2-1で勝利している。
そのバケンガは試合後、「(あのミスショットは)不名誉なこと。(それから)左足でのシュートもまだまだ練習する必要がある。たくさん練習しているけど、今は立つためにしか(左足を)使えていない」とコメント。また、ピッチコンディションについて「今日ピッチに足を踏み入れたときから不安があった。4歳の頃コンゴでプレーしていたけど、このピッチよりはましだった」とも述べたという。なお、第2戦は年が明けた来年1月に行われる予定。
ノルウェーU-21代表でもあるバケンガは現在20歳。名門ローゼンボリで頭角を現すと今年1月にクルブ・ブルッヘへ移籍。今シーズン、レンタルで加わったセルクルではチームはリーグ最下位ながら現時点で6ゴールをマークしている。
コンゴにもルーツを持っており、まだ線は細いが、スピードと跳躍力などの身体能力に加え得点感覚にも優れたFWである。