「我々は保有する全ての外国人選手を放出する」
12月19日、ロイター通信は「ルーマニア1部のラピド・ブカレストは、全ての外国人選手を解雇し、人件費を圧縮する」と報じた。
現在リーグ9位に付けるラピド・ブカレストは、今月巨額の借金を理由に破産を申請。これまで4度のリーグ優勝を記録し、昨季もカップ戦で決勝にまで進んだ強豪であるが、現在選手には既に数ヶ月もの間給料が支払われていない状態である。規則で破産したチームはプロリーグから降格させられることになっており、クラブ消滅の可能性もあるという。
クラブのマネージャーを務めているダヌーツ・ペルジャ氏は、地元メディアに対してこのように発表したとのこと。
「我々は保有する全ての外国人選手を放出する。彼らは全員契約が一方的に解除されることを通知する書類を受け取ることになる」
解雇通知が送られるのは、GKペサーニャ、DFワラセ、DFグラウベル、MFヘナン・シウヴァ、FWステファン・フィゲイレド(ブラジル)、DFルイ・ドゥアルテ、MFフィリペ・テイシェイラ(ポルトガル)、MFミロシュ・パヴロヴィッチ、MFネマニャ・ミリサヴリェヴィッチ(セルビア)、DFウラジミール・ボゾヴィッチ(モンテネグロ)の10名。FWブラジェ・イリョスキ(モンテネグロ)は既にチームを離れている。
(筆:Qoly編集部 K)
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