オランダのヘーレンフェーンといえば近年、数多くの優秀なストライカーを輩出したことで有名だ。この10年だけでオランダ代表ヤン・フンテラール(現シャルケ-GER)、元ブラジル代表アフォンソ・アウヴェス(現アル・ガラファ-QAT)、U-21オランダ代表バス・ドスト(現ヴォルフスブルク-GER)と3人のエールディヴィジ得点王を生み出した他、ギリシャ代表ヨルギオス・サマラス(現セルティック-SCO)や90年代には元デンマーク代表ヨン=ダール・トマソン(引退)も同クラブで頭角を現した。
そのヘーレンフェーンで今シーズン、得点を量産しているのが開幕直後にベルギーのロケレンから加わったアイスランド人FWアルフレズ・フィンボガソンだ。23歳のフィンボガソンは途中加入にもかかわらず、すぐにチームへフィット。チームは低調に喘ぐなかでも毎試合コンスタントにゴールを重ね、前半戦終了時点(18節)で16試合出場14ゴールを記録。ウィルフレド・ボニー(フィテッセ)の16ゴールに次ぐ得点ランク2位に付けている。
その活躍に、ヘーレンフェーンの監督を務めるあのマルコ・ファン・バステンが“東欧の至宝”ジュリチッチとともにイタリアのミランへ推薦しているといった話もあり、これからの活躍に目が離せない。
(筆:Qoly編集部 H)
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