仏クプ・ドゥ・ラ・リーグの準決勝、サンテティエンヌはPK戦の末にリールを下して、決勝進出を決めた。この試合、両チームはともに120分間のうちに得点をあげることが出来ずにPK戦での決着となった。

そんななか、サンテティエンヌのブラジル人FWブランドンのミスがちょっとした話題になっている。

特に後半12分のチャンスはドフリーだっただけに、これでもし敗退となっていればあやうく戦犯扱いされかねないところだった。ブランドンは2度目の絶好機を逸した後の64分にMFルノー・コアドとの交代でベンチへ下がると、そのままロッカールームへ直行した。

試合後、サンテティエンヌのガルティエ監督は守護神ステファヌ・ルフィエを褒め称えつつも、我々は全体としていいフットボールをした、本当に選手たちを誇りに思うと話した。

また、無念の途中交代となったブランドンも「僕にとって4回目の決勝戦になる。みんなのためにとても嬉しいよ。ここ30年、サンテティエンヌはトロフィーを掲げる機会に恵まれていなかった。僕らはそういった結果を成し遂げるためにハードワークをしたんだ。僕らのファンもこういった瞬間を味わうに値するよ。みんなを祝福する」、「いつも傍にいてくれる全てのファンと全員がワードワークをしたクラブにとって決勝への進出は重要だった。決勝に進出したクラブに戻ってこれて本当に嬉しい」とコメントしている。

ちなみに、ブランドンは昨年12月に腿を負傷し、今月11日のトゥールーズ戦で戦列復帰したばかりだった。

なお、サンテティエンヌは明日行われる準決勝のもう一試合、レンヌ対モンペリエの勝者と今年4月に決勝戦を戦うことになる。

【決勝進出決定の瞬間→歓喜】

(筆:Qoly編集部 I)

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