町田ゼルビア(スボルメ) 2013
スタジアムがJリーグ基準を満たせず昇格を断念した2010シーズンを経て、念願のJリーグ入りを果たした町田ゼルビア。ランコ・ポポヴィッチ監督がFC東京へ去ったため、経験豊富なオズワルド・アルディレス監督を招聘。徹底して繋ぐスタイルで初のJ2に臨んだ。開幕2連敗の後、鳥取と熊本に連勝とまずまずの序盤であったが、以降は守備の弱さが響いて敗戦を重ね、気づけば残留争いの主役に。3バックへの変更といった手を打つもなかなか決定打とはならず、結局最下位に終わり、一年での降格を余儀なくされてしまった。
シーズン終了後のアルディレス監督の辞任を受け、昨年11月に秋田豊監督が就任。公式戦初采配となった天皇杯のベスト16では、その後決勝まで進んだガンバ大阪を相手に好勝負を演じ(スコアは2-3)、新シーズンへの期待を抱かせている。
町田は27日、ユニフォームスポンサー(袖)でもある玉川学園で新体制発表会を開催。2013シーズンに向けた新ユニフォームをお披露目した。
Machida Zelvia Svolme 2013 Home
2009年にサプライヤー契約を結んだスボルメによる町田の2013モデル。ホーム(1st)は近年定着している、クラブカラーの青を濃淡で表したストライプを継続。ただ、このデザインでは初めて濃い青が中央に配されており、これまでとは少し異なる印象となった。スボルメらしいピンクのアクセントも今季のシャツは脇のみの配置。
Machida Zelvia Svolme 2013 Away
アウェイ(2nd)は定番の白だが、こちらは初のストライプを採用。ホームと同一のテンプレートで、おそらく同じ濃い青がストライプに使われている。右袖にはJFLのロゴと「MACHIDA」の文字。
Machida Zelvia Svolme 2013 Goalkeeper
GKモデルは昨季同様、ホームがピンク、アウェイがグレー。なお、空白のパンツスポンサーには、お隣、SC相模原の胸スポンサーを務めている総合物流企業のギオンが決定。ギオンの本社は相模原市だが会長が町田市在住ということで、今回の発表では会長自ら大胆発言を行い“燃料”を投下。今季のJFLでの対戦は「ギオン争奪戦」として盛り上がりそうだ。
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(筆:Qoly編集部 O)