ミシェウ・バストス、フランスからドイツへ

1月29日、ドイツ1部のシャルケ04は「リヨンからブラジル代表MFミシェウ・バストスを獲得した」と公式サイトで発表した。契約体系は来シーズン終了までの1年半であるが、完全移籍に切り替えることができるオプションが付随している。

ミシェウ・フェルナンデス・バストス、通称“ミシェウ・バストス”は1983年生まれの29歳。強烈なシュートと突破力のあるドリブル、正確なフリーキックを持っているウインガーである。

2001年にフェイエノールトに移籍しオランダに挑戦したものの芽が出ず、その後国内に戻って頭角を現す。2006年に再び欧州に渡り、リールに加入し活躍。2009年にリヨンに移籍し、ドゥンガ監督によってブラジルのA代表にも招集を受け、南アフリカワールドカップでは左サイドバックのレギュラーとして全試合に出場を果たしている。

今季は開幕前に中東への移籍が濃厚といわれたものの、紆余曲折の末に残留。前半戦では途中出場から高い得点力を示して健在をアピールするも、脊椎を痛めて長期離脱。給与が高額であることもあって、冬の放出候補であるとリヨンのジャン=ミシェル・オラス会長が発表していた。

シャルケのスポーツディレクターを務めているホルスト・ヘルト氏は、ミシェウ・バストスの獲得に際してこのようなコメントを発表している。

「ミシェウ・バストスを迎え入れられることに満足している。彼は突出した能力を持っている経験豊富なインターナショナルプレーヤーであり、すぐに我々の力となるはずだ。しかも、チャンピオンズリーグでプレーする資格がある」

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名