今やその価値は1200万ポンドか

バーゲン価格とも言える200万ポンドでラージョからスウォンジーに移籍すると、今季のプレミアリーグにおいて既に13得点(六点ランキング4位)をマークするなど、良い意味で周囲の期待を裏切ったミチュ。その活躍にはクラブも大きな評価を与え、1月には週給を3万ポンドで2016年までの契約を結び、今冬での流出を回避したが、まだまだ残るのが退団の可能性だ。

「クラブとしては、ミチュのパフォーマンスに見合った報酬を払いたいと思っている。また彼を守るつもりだ。ミチュが今季終了後にクラブを離れるという恐怖は常に存在しているからね。しかし、少なくとも我々は彼の功績に応じた対価は求めていくし、良い話でない限りは乗るつもりはないよ」

スウォンジーの幹部は『Sunday Mirror』のインタビューに対してこのように語ったようだが、26歳のスペイン人アタッカーに対しては、プレミアリーグのトップクラブはもちろんのこと、ロシアからはアンジ、ゼニトらが獲得に興味を抱いていると言われ、彼がシーズン終了後の移籍市場を賑わすことになるのは間違いなし。

スワンズが徹底抗戦を見せるのか、はたまたどこかのラインで折れるのか。半年後には、彼らの判断に注目が集まりそうだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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