1月のマーケットが閉じてからまだ日は浅いが、サッカー界の話題は既に今年の夏のマーケットへ向けて動き出している。人気サイトの『Caught Offside』は「今年の夏にプレミアリーグへ向かう可能性のある選手トップ10」という特集を組んでいるので、簡単な解説を加えながらご紹介しよう。

10位 ネイウトン (サントス)

「次のネイマール」ともてはやされる19歳。ネイマールがまだ21歳だという事を考えるとブラジルが才能の宝庫であることを改めて思い知らされる。そんな次世代の綺羅星に興味を示しているのはチェルシーだ。チェルシーは500万ポンドで19歳のスター候補の獲得を狙っていると言われている。チェルシーはダヴィド・ルイス、ラミレス、オスカルなどブラジル人を多く抱えているだけに環境としては問題ないだろう。現在の彼の契約は500万ポンドととても安価に設定されている為、チェルシーとしてはできるだけ早く獲得したいと考えているのではないだろうか。

9位 ピエール=エメリク・オーバメヤン (サンテティエンヌ)

サンテティエンヌのガボン代表ストライカーは1月のマーケットでもプレミアリーグに上陸するのではないかと言われたいた。獲得に熱心だったのはデンバ・バをチェルシーへ売却したニューカッスルだったが最終的には残留が決定している。夏のマーケットで再度挑戦する可能性が高いと言われている。なお、オーバメヤングといえばスワロフスキーでデコレーションされたスパイクを履いたり、スパイダーマンの格好で登場したり、とたびたび面白ネタを提供してくれており、今後もQolyが動向を追いかけたい選手の1人である。

8位 ビクトル・バルデス (バルセロナ)

今季限りでクラブを去ることを表明したバルセロナの守護神の行き先はプレミアリーグが最有力だ。バルセロナとしては売却先に悩んでいる所だが国外のクラブへ手放す公算が高い。31歳のGKにはリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、そしてマンチェスター・シティが興味を示している。なお、リヴァプールのペペ・レイナと交換移籍になるのではないかという噂もある。ちなみにマンチェスター・ユナイテッドが興味を持っている理由としてはダビド・デ・ヘアの不安定さによるものであったが、一昨日のチャンピオンズリーグで出色のパフォーマンスを披露したため、可能性はかなり低くなったかもしれない。

7位 ステヴァン・ヨヴェティッチ (フィオレンティーナ)

モンテネグロ代表のアタッカーは多くのビッグクラブが獲得に興味を示す逸材だ。プレミアリーグでヨヴェティッチの獲得を望んでいるのはアーセナルとチェルシーとマンチェスター・シティと言われており、中でもロビン・ファン・ペルシーの後釜を探しているアーセナルとFWの大幅入れ替えを狙うマンチェスター・シティが積極的だ。なお、イタリアに残るとすれば獲得に興味を示しているユヴェントスへの移籍だが、フィオレンティーナとユヴェントスの間では過去にロベルト・バッジョの移籍で揉めた過去があり、イタリア人ではないとはいえ、クラブのエースであるヨヴェティッチのユヴェントス移籍はなかなか難しいのではないだろうか。

6位 ヴィリアン (アンジ・マハチカラ)

チェルシーのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチ監督のお気に入りはこのブラジル人だ。シャフタール・ドネツクからアンジ・マハチカラへ移籍したのも何か理由があってと噂されており、24歳のMFは夏のマーケットで3500万ポンドの移籍金でチェルシーへ渡ると噂されている。ヴィリアンは退団が濃厚なフランク・ランパードの後継者として注目されている。昨夜のヨーロッパ・リーグ、ハノーファー戦でサミュエル・エトーにアシストを決めたヴィリアン。来夏こそプレミアリーグへ移籍するのだろうか?

5位 クリスティアン・エリクセン (アヤックス)

デンマークのスターは今季限りで移籍することが確実になった。既にアヤックスからの新契約オファーを断っており、夏のマーケットでの移籍を目指す事が濃厚となっている。彼に興味を示すプレミアリーグクラブはリヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、そしてトッテナムだ。そして他の国に焦点を当てるとバイエルン・ミュンヘンとバルセロナ、そしてミランが興味を示している。20歳のエリクセンの移籍金は1500万ポンドと言われているが、獲得に最も熱心と言われるリヴァプールはアンフィールドへ連れていくことができるのだろうか。

4位 イスコ (マラガ)

マラガの20歳の司令塔は1月にチェルシーへ移籍するのではないかと噂されていた。しかし若きスペイン代表はクラブとの新契約に合意し、残留が決まっている。イスコに関してはチェルシーとマンチェスター・シティが興味を持っていると言われており、オーナーのアブラモヴィッチもイスコ獲得の為に資金を惜しむ気がないと伝えられている。しかし、マラガの俊英は残留を望んでいる発言を行なって過熱する報道の機先を制してる。チェルシーが本気で動くとすればランパードが予定どおり退団した時にヴィリアンと共に並行して移籍を画策するのではないかと考えられる。

3位 ダビド・ビジャ (バルセロナ)

昨年末突如はじまったダビド・ビジャの移籍話。アーセナルへの関連が連日報道されるなど、移籍に向けて待ったなしと言われていたが結局は残留している。ビジャ本人は試合出場を望んでいると言われているが、アーセナルが彼を獲得するにはそれなりの移籍金を支払わねばならないだろう。なお、ビジャについてはマンチェスター・シティも興味を示していると言われているが、シティが優先的に狙っているのはこの後登場する2位と1位のFWであり、ビジャ獲得は彼らを逃した場合の次善の策ではないだろうか。

2位 ラダメル・ファルカオ (アトレティコ・マドリー)

当サイトでも何度も報じてきた通り、アトレティコ・マドリーのラダメル・ファルカオはプレミアリーグ行きが噂されるゴールゲッターの1人だ。コロンビア代表FWに関してはチェルシーとマンチェスター・シティが興味を示しており、チェルシーはフェルナンド・トーレスに代わるエースとして考えており、シティはエディン・ジェコと入れ替えたいようだ。なお、ファルカオもやはり他のクラブのターゲットとなっており、PSGやバルセロナも興味を示している。

1位 エディンソン・カバーニ (ナポリ)

ファルカオが2位という事は1位はこの男以外に居ない。ナポリのエース、エディンソン・カバーニだ。ここでも獲得を争っているのは潤沢な資金を持つチェルシーとマンチェスター・シティだ。ウルグアイ代表FWが世界最高クラスのアタッカーであることは言うまでもなく、守備の堅いセリエAでゴールを量産してきた実績は高く評価されている。シティは5200万ポンドの売却条項満額を支払う覚悟があると言われており、シーズン終了後には英国史上最高額の移籍金で移籍するのではないかと言われている。

毎年多くの選手が入退団を行うプレミアリーグ。世界の移籍の中心地と言って過言ではないが、今年の夏に移籍を果たすのはどの選手になるのだろうか。