Sanfrecce Hiroshima
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0
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0-1
0-1 |
2
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Bunyodkor
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得点者
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45' 86' |
ピシュール ムサエフ |
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Jリーグ王者として3年ぶりのアジアの舞台に望むサンフレッチェ広島は、ホームでブニョドコルに敗北。前回と同じくビッグアーチでの黒星スタートとなり、難しい展開となってしまった。
ブニョドコルは最終ラインを上げすぎないようにして寿人の飛び出しを警戒し、ムサエフとイブロヒモフも守備的に動かして中央を固めた。そしてサイドにボールを運んでクロスに持ち込み、ピシュールの高さを見せておいて、最終ラインを押し下げようという狙いがあった。
前半広島はこのために前線の選手同士の距離が離れてしまい、攻撃が上手くかみ合わず。一発のボールで寿人が裏に飛び出しそうな場面はあったが、ペースを掴めてはいなかった。
さらに苦しいことに前半終了間際、ガフロフのクロスボールからピシュールにヘディングを許し、ハーフタイムを前に失点を喫してしまった。
後半に広島は修正を図り、反撃に出る。最終ラインを上げて前線の選手の距離を縮め、相手の守備を引きつけることによってサイドを空け、広くボールを回し、主にクロスからチャンスを伺った。
しかし高さのある相手に弾かれることも多く、さらにその中でも何度か作り出せた決定機を得点に繋げることが出来ず。しかも86分にはカウンターからムサエフに最終ラインを突破されて追加点を許し、リードを広げられて試合終了の時を迎えることとなった。
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Guizhou Renhe
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0
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0-1
0-0 |
1
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Kashiwa Reysol
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得点者
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45+1' | クレオ |
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貴州人和の本拠地に乗り込んだ柏レイソルは、前半終了間際の得点を守り切って勝利。2年連続出場チームとしての意地を見せ、日本勢唯一の白星をあげた。
柏は3バックでスタートし、貴州の得意とするカウンターとムスリモヴィッチの高さを警戒しつつ、前線の戦術的な形で攻撃も最低限機能させるという戦い方だった。工藤とクレオが高い位置に出て、レアンドロ・ドミンゲスがそれを囮にするように動き、第3の矢としてジョルジ・ワグネルが絞ってくる。
最前線にいる工藤とクレオが目立つ展開ではなかったが、攻撃組織の機能性としてはそれなりのものを見せており、少なくとも前方にボールが動く状態を作り出せていた。そして、同時に怖いミシモヴィッチとムスリモヴィッチの縦の関係が起点となるカウンターも何とか防ぎ、互角以上に戦った。
そして、上記のように前半終了間際に先制点奪取に成功。中盤でのボール奪取からショートカウンター、クレオがポストとなって左サイドに展開。ジョルジ・ワグネルがクロスを入れ、クレオがヘディングで合わせる。一度クロスバーに弾かれたものの自ら押し込み、ネットを揺らした。
後半は4バックに変更し、レアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルがトップから離れることでの攻撃力減少と引き替えに、サイドの人数を増加させ、守備の安定を図った。76分にはさらに工藤に代えて谷口を投入し、彼をミシモヴィッチにマンマークで付けた。
レアンドロ・ドミンゲスがいる右サイドでマークが徹底されず、ラオ・ウェイフイが頻繁にフリーになるという問題点はあったものの、終盤の相手の猛攻を何とか凌ぎきることに成功。ミシモヴィッチのフリーキックが2度バーに当たるという幸運にも恵まれたとはいえ、かっちり守りを固めて1点を守るというタスクをやりきった。
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