バイエルン・ミュンヘンのゼネラル・マネージャー、ウリ・ヘーネスは、過去にアーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督の引き抜きを試みた事を明らかにした。また、バイエルンより名古屋グランパスの指揮を選んだ事も明らかにしている。

ヴェンゲルは8年連続で無冠に終わるプレッシャーにさらされており、去就に注目が集まっているが、ヘーネスは『Sun』に対して以下のように語り、アーセナルへの忠誠心を讃えている。

「我々は彼をバイエルン・ミュンヘンに連れていこうと何度もトライしたよ」

「日本へ行く前も、フランツ・ベッケンバウアーと私はニースへ行って彼と話し合った。そして、全てがクリアとなったが、最後の段階になって彼は日本行きを決めたんだ」

「我々はとても驚いたよ。彼が日本からアーセナルへ行き数年経った頃、我々は新しい監督を探していた。ヴェンゲルは常に頭の中にあったよ。彼は本当に真面目な人だし、とても強く、試合に関して素晴らしいアイディアを持っているからね」

「彼はいつもアーセナルに対して忠誠を尽くしている。それは素晴らしい振る舞いさ。しかし、我々が彼を何度も求めていた事も真実さ」

1995年に名古屋グランパスの指揮官として来日したヴェンゲル。当時成績の良くなかったグランパスを建て直し、日本のファンの心を一気に掴んでいる。 

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