ニューカッスルの若手DF、マサディオ・ハイダラが痛々しいアクシデントに見舞われた。20歳のフランス人サイドバックはリーグ第30節対ウィガン戦の前半、負傷したマテュー・ドゥビュシに替わって途中出場したのだが、それから約10分後に・・・

McManaman tackle Haidara

McManaman tackle Haidara

ウィガンFWカラム・マクマナマンのタックルを左ヒザに受けたハイダラはこの後、無念の途中交代に。ただ、マーク・ハルシー主審はこのプレーでマクマナマンにカードを提示することはなかった。

そんななか迎えたハーフタイムにはニューカッスルの副監督ジョン・カーバーがマクマナマンに詰め寄り、両チームがエキサイトする一幕もあったそうで、カーバーとグレアム・バロー(ウィガンのコーチ)は退席処分を受けたという。

後半途中でベンチに下がったマクマナマンはこの日が今季出場12試合目にしてリーグ初のスタメンだったようだ。なお、試合は終了間際に決まったアルナ・コネの決勝弾によって、ウィガンが2-1で勝利している。

ハイダラは膝の靭帯損傷が疑われているそうで、ニューカッスルのパーデュー監督は試合後、「ひどいタックルだった。彼を病院に向かわせなくてはならないのは、負けたことより気分が悪い」、「(痛めたのは)膝の靭帯のようだ。それと、ひどい挫傷も負った」とコメント。

一方、プレミア残留が懸かっているウィガンのマルティネス監督は「この時期の勝ち点3は非常に大きい」と述べつつ、 「(サッカーは)コンタクトのあるスポーツなのでああいったことも起こる。だが、決して意図的なものではない 」、「(あのタックルはマクマナマンの)どんなボールにもチャレンジしようとする熱意の一端だと私は断言できる。まさにストライカーのタックルだ。あれは良くない行為だったと思っているが、悪意あるものではない」 と21歳の若手FWを擁護していた。

【マッチハイライト】

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