AFP通信は「スポルティング・リスボンに所属しているオランダ代表FWリッキー・ファン・ウィルフスウィンケルは、今季終了後にイングランド1部のノリッジ・シティへ移籍する」と報じた。

現在6000万ユーロの負債を抱えており深刻な財政難に悩んでいるスポルティング・リスボン。記事によれば、延滞している選手やスタッフの賃金を支払うため、高値で販売できるファン・ウォルフスウィンケルの放出を決めたとのこと。

ノリッジ・シティとの間では移籍金1000万ユーロ(12億円強)という条件で合意しており、来季はイングランドに活躍の場を移すことになるという。 一方、国内の報道では、証券取引市場に「債務を履行するため、リッキー・ファン・ウォルフスウィンケルをノリッジ・シティに売却する交渉が進行中である」という声明が為されたことが確認されたと伝えられており、決定とまでは報じられていない。

週末に行われる会長選挙に出馬する一人のブルーノ・デ・カルヴァーリョ氏は、オ・ジョゴ紙に対して「スポルティングは給与を支払うために選手を売る必要はない。受け入れることは出来ない選択だ」と話しており、やはり決定には至っていないようだ。

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