27日に行われたW杯予選、メキシコ対アメリカの一戦は0-0のスコアレスドローに終わったが、ピッチ外では様々なトラブルが勃発していたようだ。
その対立構造が度々取り上げられるように、両国の関係は歴史的にも複雑な状況にあるが、この試合中にも険悪なムードが如実に現れた。アメリカ代表サポーターが「USA!!」コールを行うと、その歓声にキレた多くのメキシコ代表サポーターがビールの入った紙コップを投げ入れて応酬。
さらに、試合後もスタジアムの外で両国サポーターはおおもめ。「引き分けの結果に意気揚々とアステカ・スタジアムを後にするアメリカ人対その行動に睨みを利かすメキシコ人」という構図は、一触即発の雰囲気。
中には流血事態にまでエスカレートしたサポーターもいたようだ・・・。