セリエAのミランはブラジル代表DF、デデの獲得を目指しているようだ。デデは今季限りでヴァスコ・ダ・ガマを離れると噂されている。

チアゴ・シウヴァを放出したにも関わらず今季のミランの守備陣はセリエで3番目の好成績を示しているが、センターバックの整備は重要な課題である。ベテランのマリオ・ジェペスとダニエレ・ボネーラは今季で契約が切れ、クリスティアン・サパタについては買取オプションを行使するか決断する必要があり、そしてフィリップ・メクセスは契約は残っているが高給であるため給与カットの可能性が囁かれている。

このような状況の中でミランが白羽の矢を立てたのはヴァスコ・ダ・ガマのブラジル代表だと『Sky Sports Italia』は報じている。デデ本人も最近は「ミランのようなビッグクラブからのオファーを断る事が難しい」と欧州移籍の可能性を認めており、今季限りでヴァスコ・ダ・ガマを退団するというのが専らの噂となっている。24歳のデデに対してミランは1200万ユーロの移籍金を準備していると言われているが、獲得競争のライバルであるチェルシーは既に1000万ユーロでオファーしたが断られたとも言われている。

アレッサンドロ・ネスタ、チアゴ・シウヴァに続く選手を探し求めるミランだが、引く手あまたのブラジル代表CBを手中に収める事ができるのだろうか。

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