Qolyでもコラム「Bid for 2020 -五輪候補3都市のサッカー会場比較」などでお伝えしている通り、東京、マドリード、イスタンブールの3都市が開催を目指し、激しい招致合戦を繰り広げている2020年夏のオリンピック。国際オリンピック委員会(IOC)は3月に3都市の現地調査を行い、東京、マドリードに続き、24日から27日にかけてトルコのイスタンブールを視察した。

先月IOCが発表した開催支持率で、3都市中トップの83%を記録したイスタンブール(東京は70%、マドリードは76%)。その“熱さ”は視察団が帰国した直後の先週末、3月30日から4月1日にかけて行われたトルコリーグにも表れていた。

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少し分かりにくいかもしれないが、今晩チャンピオンズリーグ準々決勝でレアル・マドリーと対戦するガラタサライほか、フェネルバフチェ、ベシクタシュ(ここまでがイスタンブールをホームとする、いわゆるトルコの3強)、さらにトラブゾンスポル、ブルサスポルを加えた強豪5チームが、ユニフォームの背中に揃って「İstanbul 2020」のロゴを入れて試合に臨んだのだ。

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これは5チームの背中スポンサーを務める世界的な食品メーカー、あの高級チョコレートの「GODIVA」も傘下に持つ Ülker(ウルケル)が協力した招致キャンペーンの一環。トルコの本気度を垣間見た?

2020年夏季五輪の開催地は、9月7日にブエノスアイレスで行われるIOC総会で決定される。

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