4日、ボリビア・ラパスで行われたコパ・リベルタドーレス、グループ3の第5節ザ・ストロンゲスト(ボリビア)対サンパウロ(ブラジル)の試合に昨年、J2・ガイナーレ鳥取でプレーしたザ・ストロンゲストのコスタリカ代表DFロイ・スミスがセンターバックで先発出場し、大金星に貢献した。
ストロンゲストは前半、高地で動きの鈍いサンパウロに対し、ネルビン・ソリスがミドルシュートが決めて先制。前半終了間際にPKを献上し、これをサンパウロのGKホジェリオ・セニに決められて同点とされるが、後半、今度は元パラグアイ代表エルネスト・クリスタルドのミドルシュートが豪快にネットを揺らし勝ち越しに成功。終盤のサンパウロの反撃を凌ぎ、そのまま2-1で逃げ切った。スミスはリベルタドーレスではこれが初出場・初先発だったが、90分間フル出場。また、同じく前ガイナーレ鳥取のFWケニー・クニンガムも後半途中からの出場で勝利に貢献した。
その結果、勝ち点を6に伸ばしたザ・ストロンゲストは同4のサンパウロを抜きグループ2位に浮上。最終節にグループリーグ突破をかけ、勝ち点4ながら得失点差で最下位に沈むアルセナル(アルゼンチン)と対戦する。自力での決勝トーナメント進出が消滅した南米の雄サンパウロは最終節、5連勝で既に突破を決めているアトレチコ・ミネイロとの同国対決に運命を託すことになった。
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