6シーズン連続のチャンピオンズリーグベスト4を決めたバルセロナ。世界中のスター選手が加入を夢見るクラブだが、二人の大物DFに移籍の噂が浮上している。

一人目は世界で一番高価なDFとなったチアゴ・シウヴァだ。ブラジル代表DFは将来的なバルセロナへの移籍に関して歓迎の意向を示している。

「何が起きるかなんてわからないから扉を閉ざす事なんてないよ」

「ロマーリオ、ロナウド、リヴァウドがいたから、小さい頃からバルサファンとして育ったんだ。彼らが在籍していた頃はNo.1のファンだったよ」

「だけど今はPSGで満足しているし、チームを助け、ここでのプロジェクトを前に進める事に尽くしたいね」

以前にもチアゴ・シウヴァのバルセロナ移籍は騒がれた時期があっただけに、子供の頃からのバルサファンである事を明かしてリップ・サービスを行ったと見て良いかもしれないが、PSGとの契約が末期に近づけば可能性が大きくなるのではないだろうか。

また、もう一人の大物がボルシア・ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フメルスだ。フメルスも昨今バルセロナ移籍が噂されるDFだ。こちらはチアゴ・シウヴァとは異なり今夏の移籍が有力と言われている。

「私の父も私も世界中の99.9%のチームに対して面会を断っている。しかし、バルセロナは移籍の可能性を考える2,3のクラブの一つだよ」

この発言は既に今夏移籍の可能性を探る事を心に決めた発言であると考えて良いだろう。24歳のドイツ代表DFにはマンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスも獲得を希望していると言われている。

バルセロナの人気ぶりを証明するような大物選手たちの発言だが、最終的な所でクラブ間の折り合いが必要なのは言うまでもない。チアゴ・シウヴァはそれを明確に示し、フメルスは暗に示している。巨額な移籍金が必要なのは確実な両名だが、バルセロナは獲得に動くのだろうか。

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