5日に行われたプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対チェルシー。リーグ優勝を決めたユナイテッドに対し、来季のCL、それも本選出場権が得られる3位の座をアーセナル、トッテナムと争うチェルシーは既に前日、ライバル2チームが勝利していたため負けられない一戦。試合は両チーム決め手を欠いたまま迎えた87分、エリア内でボールを受けたマタのシュートがフィル・ジョーンズに当たって決まり、1-0で勝利したチェルシーがアウェイで貴重な勝ち点3を加え、3位をキープした。
またこの試合、チェルシーが先制点をあげた直後にはこんな場面があった。
自陣左サイドでボールを奪いキープするダヴィド・ルイス。体勢が悪かったため最終的にヒールでタッチラインへ逃れたのだが、頭に血が上っていたユナイテッドのDF、ブラジル代表の同僚でもあるラファエウはルイスの足をキック。結果的に相手の愚行をうまく誘う格好となり、倒れたルイスはピッチ上で思わず笑みを浮かべた。
このプレーでラファエウはハワード・ウェブ主審からレッドカードを掲示され一発退場。試合後、ユナイテッドのファーガソン監督は「ファウルの前にルイスの肘が2回入っていたことは明白だ」と強く主張した一方、「ラファエウのプレーも軽率だった」と22歳のサイドバックにも反省を促した。なお、日本代表の香川真司はベンチに入ったものの出場はなかった。
【試合のハイライト】
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