12日に行われたセリエ第37節、ミラン対ローマの上位対決。真新しいゴールドのユニフォームに身を包んだ3位のミランは、勝利すれば来季のCL出場が決まる試合だったのだが、前半にまさかの惨事が発生した。
40分、ローマのレアンドロ・カスタンにアフター気味で行ったマリオ・バロテッリに対し、ジャンルカ・ロッキ主審はイエローカードを掲示。すると、ガーナ代表MFサリー・ムンタリがこの判定に執拗に食い下がる。
ただの抗議だけであれば“最悪の事態”は免れたかもしれないが、大事な一戦にかける思いが空回りしてしまったのか、ムンタリは記録表への記入を阻止しようと主審を長々と掴んでしまい(あるいは暴言で?)、あえなくレッドカードを受け退場。
結局、試合はスコアレスドローに終わり、昼間の試合で勝利していた4位フィオレンティーナとミランの勝ち点差は、4から2へ。また、ローマの方もこの引き分けにより、リーグ戦でのEL出場権獲得の可能性が消滅した。なお、後半アディショナルタイムにはトッティもメクセスへの肘打ちで退場している。
19日に行われる最終節の対戦相手は、ミランが17位シエナ、フィオレンティーナが18位ペスカーラ。それぞれ降格が決まっているチームとアウェイで対戦する。
【試合のハイライト】
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