レキップ紙は「リーグ・アン昇格を決めたASモナコは、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスの獲得交渉を進めている」と報じた。記事によれば、交渉はすでに暫定的な合意に達しているという。
モナコは11日にアトレティコ・マドリーに所属しているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ・ガルシアの獲得交渉が原則的に合意に達したと報じられたばかり。
モナコはファルカオの獲得に移籍金6000万ユーロ、年俸1000万ユーロを投じたのではないかと言われているが、それからわずかな期間でさらなる補強が進められたようだ。
また、モナコにはこれ以外にも補強の噂がある。
レキップ紙はFCポルトのポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョ、PSGのフランス代表FWジェレミ・メネズとDFママドゥ・サコ、ヴァランシエンヌのDFニコラ・イシマ=ミラン、リールのカメルーン代表DFオレリアン・シェジュ、マルセイユの同代表DFニコラ・エンクルなどが調査の対象となっているという。
また、QPRに所属している元韓国代表MFパク・チソン、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表DFパトリス・エヴラも獲得候補としてリストアップされているとのことだ。
ただし現在、モナコににとっては新たにフランスリーグが導入する「すべてのクラブはフランス国内で管理され、同じ税制のもとで戦う」という規則が問題となっている。現在のところクラブは「存続にも関わる」と断固反対する旨を明らかにしているが、今後の展開によっては財政的に厳しい状況となる可能性もある。