日本代表FW香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは、噂されていたスペイン代表MF、セスク・ファブレガスの獲得に向けて動き出したようだ。

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任するデイヴィッド・モイーズが中盤の強化を求めているのは周知の事実だが、モイーズは26歳のセスクに白羽の矢を立てたようだ。『ESPN』によれば、セスクのプレミアリーグ電撃復帰に向けた最初のステップを踏み出しており、移籍の可能性をバルセロナに問い合わせているという。

ユナイテッドの中盤は今季限りでポール・スコールズが引退。アンデルソンは移籍が濃厚であり、ダレン・フレッチャーは負傷からの回復の見通しが不明な状況にある。モイーズがエヴァートンからマルアヌ・フェライニを連れて来るという噂やバルセロナのチアゴ・アルカンタラを獲得するという噂もあるが、プレミアリーグで実績が抜群なセスクこそがユナイテッドファンを熱狂させ、そしてチームに高いクオリティをもたらす解決策とモイーズは考えている模様。

セスクは2011年に3500万ポンドの移籍金でアーセナルからバルセロナへ移籍しており、アーセナル時代はキャプテンを務め、今でもなおグーナーたちから愛されている。しかし、ユナイテッド移籍が決まれば彼らの気持ちが変わってしまうかもしれない。

バルセロナでのセスクは大きなインパクトを残すには至っておらず、バルセロナ側はオファーを聞く準備が出来ているとの事。ユナイテッドは2500万ポンドの移籍金で「スコールズの後継者」を迎えたいと考えているようであり、同時に1800万ポンドの移籍金と評価されるチアゴ・アルカンタラについても問い合わせたとの事。

実績のあるセスク、フェライニか、将来を嘱望されるチアゴか、はたまた他の選手か。近年は毎年「スコールズの後継者」として大物選手との噂が浮上してきたユナイテッドだが、スコールズが完全引退しただけに、この夏に大きく動くのは間違いないさそうだ。

 

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