ガルフニュース紙は「UAE1部のアル・ナスルは、来季の監督としてベルント・シュスター氏を候補とし交渉している」と報じた。
先日報じられた通り、森本貴幸選手が所属しているアル・ナスルは今季リーグ6位という結果に終わり、ワルテル・ゼンガ前監督が双方合意の上で契約を解除することとなった。なお、これに従ってテクニカルディレクターを務めていたスヴェン=ゴラン・エリクソン氏の契約も解除されている。
アル・ナスルは既に後任を欧州、南米、北米から選考していると報じられていたが、ガルフニュース紙はその候補の一人にベルント・シュスター氏が入っており、すでに交渉が進んでいると伝えた。
しかし、関係者はシュスター氏が最有力の候補ではないと話したという。
ガルフニュース
アル・ナスル関係者
「ベルント・シュスター氏が候補の一人としてあげられているというのは聞いている。しかし私は彼に問題がないとは思わないな。なぜなら彼は2年間監督業を休んでいるからだ。エージェントが交渉しているとしても、それが本当に我々が欲しい人材であるかどうかは分からない。
ゼンガ前監督はクラブのために去った。なのでただ迅速に後任を見つけるだけではいけないのだ。プロフィールをしっかり調査しなければいけないし、時間もかかるだろう。監督がいきなりやめるというのは、難しい状況なのだ。
とにかく、誰かが今日会談のために来るとは聞いているよ。日曜か、月曜かね。我々が求めているのはブラジル人か、あるいはヨーロッパの人間だ」