レキップ紙は「パリ・サンジェルマンは、リールに所属しているフランスU-20代表DFリュカ・ディーニュの獲得に向かっている」と報じた。
リュカ・ディーニュは1993年生まれの19歳。世界トップクラスの若手という評価も得ている左サイドバックで、豊富な運動量とオーバーラップ、クロスボールを得意とし、さらにさまざまなプレーで力を発揮する器用な選手。
リールの下部組織出身で、11/12シーズンにトップチームに昇格し、デビューイヤーの後半戦で早くもレギュラーを獲得。今季は32試合に出場し、すでに中心選手として欠かせない存在となった。
パリ・サンジェルマンはシルヴァン・アルマン、シャカ・ティエネの両名が退団することが決定的となっているため、手薄な左サイドにディーニュを加えようと狙っているという。
リールは現在財政的に恵まれておらず誰かの放出は避けられない状態であり、ディーニュに関しては1000万ユーロ以上ならば現金化する方針であるという。
パリはさらにルーニー、キャバイなどと交渉
パリジャン紙は「パリ・サンジェルマンは依然としてイングランド代表FWウェイン・ルーニーと交渉を続けている」と報じた。
記事によればパリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務めているレオナルド氏は、3000万ユーロ(およそ39億円)の移籍金、年俸1500万ユーロ(およそ20億円)という条件で説得に向かっているとのことであるが、ルーニーは英国を離れることに消極的であるという。
また、フットメルカート・ネットは「パリ・サンジェルマンはニューカッスル・ユナイテッドに所属しているフランス代表FWヨアン・キャバイと交渉している」と報じている。彼の獲得に対しては移籍金2000万ユーロを提示しているとのことだ。
さらに、ガゼッタ・デッロ・スポルト紙は「パリ・サンジェルマンはコリンチャンスのブラジル代表MFパウリーニョ、ローマのブラジルU-23代表DFマルキーニョスを狙っている」と報じている。ただし、外国人枠の問題があるため、彼らの獲得には誰かの放出が不可欠となる。